小室哲哉&華原朋美 17年ぶりの“合体”で取り戻したい過去

公開日: 更新日:

「やっぱり元サヤか」――音楽関係者も得心しているのは華原朋美(40)と小室哲哉(56)の“合体”だ。華原が5月に発売する新曲を元恋人の小室が担当する。両者のタッグは17年ぶりのことだ。

「それもそのはずです。華原は薬物中毒、小室は詐欺事件と、ともにスネに傷持つ身で、なんとか過去の栄光を取り戻したい最中。そのため、両者ともにアノ手コノ手で話題作りに励んでいますが、ほとんど空振りに終わっているのです」(音楽関係者)

 たとえば、華原は明治天皇の玄孫として知られる竹田恒泰氏との“二股破局”のブッチャケ告白のほか、痛風告白、プロレスイベントへの参加など……。

 対する小室も歌手の卵オーディション、浜崎あゆみへの楽曲提供、バラエティー番組での汚れ役挑戦など話題作りに躍起となったが、マスコミの反応はチョボチョボ。せいぜい耳目を集めたのは、「FNS歌謡祭」(13年12月)、「スカパー!音楽祭」(15年2月)での華原との共演ぐらいだった。

「小室はエイベックスに立て替えてもらった借金がまだ5億円以上あるといわれている。周囲も遅かれ早かれこういう展開になるだろうと読んでいました。もっとも、音楽業界の中からは冷ややかな反応はあまり聞こえてきません。CD不況で業界全体が地盤沈下する中、“なんとか起爆剤になれば”という期待感もある」(あるプロデューサー)

 新曲のタイトルは「はじまりのうたが聴こえる」。

「痛みはもう 強さに変わってゆくから」「あなたがいなくても 歩けるよ」などのフレーズが登場するという。17年ぶりの“ニコイチ”コラボで往時の輝きのカケラくらいは取り戻せるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が