“型破り”ジャニーズ手越祐也のルーツは「光GENJI」諸星にあり
「週刊文春」が報じたNEWSの手越祐也とAKB48の柏木由紀の抱擁写真騒動を受け、同誌の直撃を受けた手越が堂々と取材に応じた。内容は柏木との関係を否定するものだが、ジャニーズの現役アイドルが直撃に応じたこと自体、「芸能ニュース」である。
アイドルに限らず芸能人の多くが直撃に対し、無言か「事務所を通して下さい」というのが通常のパターン。それを手越は柏木との件を「いや、別にッスね」とテレビで見せる言動のままに答えた。かつてアイドルは聖人君子のような正統派アイドルが主流だった。今なら「嵐」の桜井翔が伝統的な正統派アイドルと思う。手越は正統派とは違う。頭は金髪、若者らしいノリとぶっちゃけたトークは「チャラ男」そのもの。アイドルは虚像の部分が多いが、手越は実像のままアイドルになった感がある。それが手越の売りでもあり、「アイドルとは思えない面白さ」と評する声もある。
直撃に応じたのも自分のキャラクターを考えれば正しい選択だろう。都合が悪い時だけ正統派になるよりは得策。台本のない直撃に自分の言葉で答える。ファンの間からは「手越らしい対応」と支持する子も多く、業界内からも「やるじゃないか」と評する声もある。