ファンであり批評家 木の実ナナを励ました“永六輔の手紙”

公開日: 更新日:

 大ヒット映画「あぶない刑事」シリーズの港署署長・松村優子が当たり役だった木の実ナナさん(69)。ドラマ、舞台、音楽番組などで活躍中だが、デビューしたのは15歳。来年で芸能生活55周年を迎える。そんな木の実さんを10代のころから陰に日なたに応援してくれたのは作家でパーソナリティーの永六輔さん(83)だった。

■大先輩からの手紙が励みに

「あなたほど粋な女優はいない。登場したシーンがなんと鮮やかで粋だったことか……」

 こんなお手紙を永(六輔)さんから頂いたのは、日劇恒例の「夏のおどり」に出演していた20歳になる少し前。それも、「すぐに読んで欲しいから」とマネジャーに直接、手渡ししてくれたんです。

 そのころの私はデビュー5年目。司会をしていた音楽バラエティー「味の素ホイホイ・ミュージック・スクール」(日本テレビ系)が終了し、歌手とともにダンサーとして活動していたころです。でも、自分の目指す道がはっきりせず、いまひとつ波に乗れていませんでした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末