テレ東の池上無双に他局布陣は 民放選挙特番は戦国モード

公開日: 更新日:

 TBSも似たような悩みを抱えている。夕方のニュース番組「Nスタ」を担当する同局の井上貴博アナとタレントのホラン千秋を司会に据えて、「NEWS23」の星浩キャスターが解説を担当することを発表したが、「これで数字が取れるのか?」という声が上がっているからだ。

「視聴率が好調な『ひるおび!』司会の恵俊彰を起用するプランもあったが、報道と情報番組でスタッフ間の関係もビミョー。いまひとつまとまらない。視聴率でいえば恵に軍配が上がりますが、どうなることやら……」(放送作家)

 フジテレビはどうか。

「当初は『Mr.サンデー』の宮根誠司、『とくダネ!』の小倉智昭、揚げ句はビートたけしの名前まで浮上していましたが、結局、メインMCは宮根に決定。サブを伊藤利尋アナ、島田彩夏アナ、宮司愛海アナに加えて、BSフジの『プライムニュース』でキャスターを務める反町理氏(フジテレビ報道局解説委員長)が解説を務めます。反町氏の起用は今年6月までBSフジ社長だった宮内社長の肝いり人事。本音をいえば新番組『THE NEWS α』の椿原慶子をメインに推したいところですが、10月に始まったばかりで知名度不足は否めませんからね」(フジ関係者)

 22日の投開票まであと10日あまり。各局の思惑が蠢くキャスター人事。当選に浮かれる政治家に冷や水を浴びせ、視聴者をうならせるのはどの局か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”