ジャニタレ重用がアダ…日テレ「視聴率3冠王」陥落の危機

公開日: 更新日:

 視聴率争いを巡って圧倒的な強さから“民放キー局の無敵艦隊”の異名を誇ってきた日本テレビ放送網。だがそれも、近い将来、陥落するかもしれない――。某大手広告代理店系シンクタンクによれば、今後3年間で日テレの視聴率が右肩下がりになるという衝撃データが算出されたのだ。

 日テレにとって、全日帯は平日朝の情報番組「ZIP!」に始まり、続く「スッキリ」、「ヒルナンデス!」など数多くの人気番組を抱え、GP帯(19~23時)に負けず劣らず同局の高視聴率を支える“聖域”と呼ばれてきた時間帯だ。かつてはNHKを除く民放キー局の間では独壇場だったが、「いまは違う。同枠を見回しても2位、3位が定位置。全日帯で勝負できなくなっている」(編成関係者)という。

 実際に最近の視聴率データを分析してみると、日テレの凋落傾向は一目瞭然。6月11~17日の1週間では、「『ZIP!』の平均視聴率が8.8%なのに対し、首位はテレビ朝日系の『グッド!モーニング』(10.2%)で、2位は9.4%のフジテレビ系『めざましテレビ』。続く時間帯も『スッキリ』が5.7%だったのに対し、『モーニングショー』(テレ朝系)が9.5%、『とくダネ!』(フジ系)が5.8%。昼帯も『ヒルナンデス!』が5.3%に対し、『バイキング』(フジ系)が5.9%。精彩を欠く結果となっています」(制作関係者)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が