可愛い“宝物”は24歳に…「孫」がヒットの大泉逸郎さんは今
1999年、250万枚超のセールスを記録する大ヒット曲が生まれた。「♪なんでこんなに可愛いのかよ 孫という名の宝もの~」。ご存じ、大泉逸郎さんが歌った「孫」だ。あれから19年。大泉さん、今どうしている?
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山形県のほぼ中央に位置する河北町。山形新幹線の最寄り駅・さくらんぼ東根駅から西へクルマで約20分、水田の間に点在するサクランボハウスのひとつ「大泉逸郎さくらんぼ農園」へ行くと、大泉さんはトラクターのハンドルを握り除草作業の真っ最中だった。
「ちょうど今が収穫のピークでさ。けさも5時起きで女房と2人で作業に追われてた。取ったらすぐにパック詰めして、7時すぎに朝食を食べるために帰宅。8時半ぐらいにハウスに戻って、また収穫開始だね。今日は雑草が気になったから、最初のうちにやることにしたわけさ」
作付面積は約1800坪。今が旬の佐藤錦はじめ、6月半ばすぎから収穫が始まる早生の紅さやか、山形美人、紅秀峰、高砂など約70本を栽培している。