4月8日が命日 岡田有希子さんの墓前には今も大勢のファン
中には、岡田さんが亡くなってから生まれた若いファンの姿も。
「私が生まれるずっと前のアイドルですけど、ネットで何となく見ていたら、本当に可愛いと思いました。もう本人は亡くなっていますけど、とにかくお墓に行こうという気持ちになりました。初めて来ましたけど、たくさんのファンの方が来ていて圧倒されました」(大学院生・22歳)
プロアイドルヲタクのブレーメン大島氏も毎年命日に墓前を訪れる1人だ。
「デビューからずっとユッコを見ていて、亡くなった時も現場に行って、一晩中泣いていました。亡くなってからは、命日にユッコの当時の所属事務所に黙とうをしに行っていましたが、10年ぐらい前に大好きなユッコの眠っているお墓に行こうと決心しました。それから毎年行くようになって、今ではユッコに現在の自分を報告するようになりました」
18歳でこの世を去り、30年以上の月日が経っても愛され続ける岡田さんの魅力とは何なのか。
「当時は、可愛らしさを前面に押し出したキャピキャピしたアイドルが多かったんです。しかし、ユッコは美人で歌がうまくて、頭もいいし、真面目でした。若くして芸能界を引退した山口百恵さんのように、ファンには才色兼備のユッコの良いイメージが、今も脳裏に残っているのだと思います」(ブレーメン大島氏)
ファンにとっては、いつまでもかけがえのない、愛すべき存在なのだろう。