天海祐希「キントリ」が当たり役 テレ朝は“女王2人体制”に

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 天海祐希(51)主演の連ドラ「緊急取調室」(テレビ朝日系=木曜夜9時)の初回(11日)平均視聴率は15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。文句なしの好発進といえるだろう。

「緊急取調室」は2014年に第1シーズン、15年にスペシャルドラマ、17年には第2シーズンが放送された。そして今回の第3シーズンと、「緊急事案対応取調班(キントリ)」の取調官、真壁有希子はまさに天海の“当たり役”となっている。

 初回のゲスト出演は浅野温子。ちなみに、第2シーズンの初回は三田佳子だった。

「女優同士が火花を散らす回は、キントリシリーズの中でも特に見応えがあります。女VS女の正面切っての戦いは、キントリ名物といってもいいんじゃないでしょうか。浅野さんの演技は、どこか95年に放送された連ドラ『沙粧妙子―最後の事件―』の沙粧妙子役を彷彿させるものがあり、登場の瞬間から引き込まれました」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

「名実共に“日本の大女優”といってもいい天海さん。テレビ朝日で来年放送予定の米ドラマ『24』の日本版では、日本初の女性総理役で出演するという噂も出ています。『24』では1話のギャラが300万円なんて報じられている。もっとも、“テレ朝お抱え女優”ともいわれる米倉涼子さんの連ドラのギャラは、1話で600万円以上とも。天海さんも今回のキントリの視聴率次第では、さらにギャラがアップする可能性もあります」

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