発声はリハビリ中も…堀ちえみが親衛隊だけに語った“言葉”
80年代には全国で1000人近くいた堀ちえみの親衛隊だが、今でも20人程度が活動中だ。中でも「C☆S☆C」は現在も10人が在籍しており、そのほとんどは堀のデビュー当時(37年前)の10代の頃から顔見知り。メンバーは50代となり、それぞれ仕事や家庭を抱えているが、会合やイベントの参加など活動を続けているという。同じく“統括部長”の和泉澤達彦さん(55)はこう話す。
「目を合わせて、“よくがんばったね”と声をかけましたけど、お互い目を潤ませて、必死で涙を我慢しました。でも、実はちえみの前を離れてから号泣しました。今、大変なリハビリを続けられていると思いますが、デビュー曲の『潮風の少女』魂を忘れずに、40周年のコンサートをぜひ実現させて欲しいです」
サイン会の最後は親衛隊のメンバーで本人を取り囲み、女性メンバーはみな泣いていたという。総会長の千葉さんが続ける。
「私の仕事のことや親衛隊で病気をしてるメンバーに対して“大丈夫? 早く病院行ったほうがいいよ”などと、みんなに声をかけてくれました。自分の病気が大変なのに、親衛隊のメンバーのことを気にかけてくれるんですよ……。僕たちも本当に勇気づけられました」
“潮風の少女”が、再び歌える日はきっと来るはず――。