東出昌大は「帰宅拒否症」だった“理想の夫婦”の哀しい現実
もちろん、仕事部屋だけが原因だったわけではなかった。“理想の夫婦”の内実は複雑だったようだ。
「東出さんは、帰宅後に杏さんから自らの演技についていろいろと指摘されるのが『心身にこたえる』と漏らしていました。杏さんの指摘は一つ一つが非常に的確で正しい。それは東出さんが普段から気にしているところだったようで、痛いところを突かれた彼は『かなり落ち込む』と打ち上げの席で漏らしていました」(制作会社スタッフ)
杏からすれば夫を案じた親切心からの“アドバイス”だったのだろうが、東出にとって仕事後も妻から“指導”される家庭は心の底からくつろげる場所だったのだろうか。だからといって東出の愚行が許されるわけではないが、2人の間に根底に構造的な問題がある以上、東出が猛省したからといって夫婦関係がすぐに修復に向かうとは限らない。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)