著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

権力を維持することに汲々とするあんたらこそ「老害」だ!

公開日: 更新日:

 菅総理がGo To トラベル一時停止を発表した夜に8人と会食していたことを批判され、翌日そのことを謝罪した(いつもの「誤解があったなら」の枕ことば付きだが)その夜に、また3人と4人に分けてはしご会食したという話を聞いて、なぜか自転車で車道を逆走してくる高齢者を思い出した。最近、本当によく見かけるアクション映画のような暴走老人だ。

 そのほかにも、事故を起こし、アクセルを踏み込んでいたくせに「車が勝手に動いた」と主張する元上級官僚も、病院でマスクをしていないと注意されたら「しゃべってないからいらないんだ。この若造が!」と自分の検体を投げつけた老市議会議員も。

 なぜ彼らは「おまえたちはやるな。私はこれぐらいならやっていいんだ」と思えるのだろうか。

 菅総理が会食を謝罪したその日、二階幹事長は計画していた居酒屋での忘年会を中止した。その時期に、「いや、するつもりやったんかーい!」と、これはもう、「おいでやすこが」のおいでやす小田君に大声でツッコんでもらいたい。

 派閥は48人。全員ではないだろうが確実に5人を超える。ちまたでは忘年会や新年会を軒並み中止しているのを知らないわけはないだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”