石井亮次が令和の勝ち組フリーアナになれた理由 「ゴゴスマ」好調で「ミヤネ屋」逆転!
日刊ゲンダイコラムに直筆のお礼状
日刊ゲンダイもそんな石井アナの人柄を知る一件があった。本紙連載コラム「芸能界クロスロード」(2021年4月22日付)でジャーナリストの二田一比古氏が石井アナについてこう書いた。
「放送枠も全国に広がり、名前も全国区になった石井も羽鳥(慎一)の流れをくむ癒やし系の爽やかさが売り。関西出身らしくボケもツッコミもできる万能型のMCはこれまでにいないタイプ。東国原英夫や古舘伊知郎らしゃべりのプロにイジられるキャラであることも茶の間を和ませる。満を持してフリーになった今も石井人気は上昇の一途だ。(中略)大阪の宮根VS名古屋の石井。令和の関ケ原の合戦は名古屋が形勢逆転。ここに男性キャスターの毒舌ブームの終わりを告げているかのようでもある」
掲載から数日後、編集部に石井アナ個人から一通の封書が届いた。そこには記事への感謝と「今後も精進して参りますので、よろしくお願いいたします」という丁寧な文章がつづられていた。
記事への抗議やクレームは日常茶飯事ながら、タレント本人が記事への礼状をよこすのはレアケース。こうした周囲への気遣いが、今の石井人気を支えているのかもしれない。フリーアナ戦国時代“関ケ原の戦い”を制した石井の勢いは止まりそうにない。