石井亮次が令和の勝ち組フリーアナになれた理由 「ゴゴスマ」好調で「ミヤネ屋」逆転!
フリーアナウンサーの石井亮次(45)が、17日放送の「人間検証バラエティー 叡智の狂宴」(日本テレビ)で初MCを務めるというので話題だ。
石井は「日本テレビ初のMCです。思い返せば24年くらい前、日本テレビのアナウンサー試験を受けたときに、『あなたは明るいじゃなくて、“あ”がとれて“軽い”のよ』と言われ、日本テレビ落ちているんです。24年たって、日本テレビで司会ができる。こんなうれしいことはないので、ほんとに望外の喜びでございます」と取材に答えた。
現在、フリーとして「ゴゴスマ~GO GO!Smile!~」(CBC、TBS系)でMCを務める石井だが、2020年3月に独立するまではCBCテレビの局アナだった。同志社大学4年在学時の就職活動では、多数のテレビ局のアナウンサー試験を受けたが合格せず、1年留年して再チャレンジして、中部日本放送(現CBCテレビ)の合格をもぎ取った(2000年入社)というから、なかなかの苦労人だ。
2013年4月には、「ゴゴスマ」のMCに抜擢。当初は名古屋のローカル番組に過ぎなかったが、今ではTBSテレビ系列局でネット放送され、知名度は全国区に。同じく関西のローカル番組から、全国ネットになり、同時間帯視聴率トップだった「ミヤネ屋」(読売テレビ、日本テレビ系)と“午後のワイドショー対決”を繰り広げてきた。
「当初はミヤネ屋の圧勝でしたが、ここ1年ほどの『ゴゴスマ』の猛追は激しく、ミヤネ屋を破り、同時間帯トップを取るようになった。形勢は完全に逆転しています。一昨日(6日)の放送でも、平均視聴率は、『ミヤネ屋』世帯4.9%(個人2.3%)に対し、『ゴゴスマ』世帯5.2%(個人2.6%)と圧勝(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。アクが強く毒舌がウリの宮根アナに対して、ある意味、誠実で普通の人っぽい石井アナの雰囲気が受け入れられるようになったんです。また石井アナは、全国区になってもおごることなく、誰に対しても丁寧に接するので、スタッフ受けも抜群だそうです」(キー局関係者)