山口百恵ちゃんが歌手になったのは…スタ誕の森昌子ちゃんに刺激されたから

公開日: 更新日:

 そんな百恵ちゃんが引退するとき、「夜のヒットスタジオ」の特番で彼女を送るために関わりのあった人たちが大勢出演したの。そのとき、アタシも花束を渡したことを覚えています。

 引退してからの騒がれ方は普通じゃなかった。当時、お受験ていう言葉がはやったけど、百恵ちゃんの子供がどこの幼稚園を受験しただの、どこに入園するなどとマスコミが大騒ぎして、百恵ちゃんや三浦友和さんがかわいそうだった。まあ、あれだけの超アイドルになった人が頂点を極めたときにいきなり辞めたら、その後、どうしているだろうっていうファンの気持ちもわからなくはないですよ。マスコミだって放ってはおかないでしょうし。かといって、そこまでの取材が許されるのかっていうとね……。

■すっかり、いいお母さん

 ただし、子供のことは別ですよ。子供をネタにされたら黙っていられない。アタシもそうだけど、子供を守ってあげられるのは親だけですからね。いちばん迷惑しているのは子供ですよ。それでも子供たち2人とも立派に成長されて。

 学園祭のとき、学校で百恵ちゃんとバッタリなんてことがありました。向こうの方から「ナオコさ~ん!」て声かける人がいて、誰だっけ? と思ったら百恵ちゃんだったなんてことがありましたけど(笑)。すっかり、いいお母さんて感じでしたね。

(構成・藤井優)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド