いしのようこが辿り着いた円熟の境地 志村けんのものまねで話題のレッツゴーよしまさと共演
いしのはその後も女優として活躍し続け、20年のNHK朝ドラ「おちょやん」では、いつもイライラしているが、どこか笑える道頓堀の芝居茶屋のおかみを絶妙なさじ加減で演じ話題となった。
■現在はパートナーと事実婚
現在、いしのは、都内の一軒家で、30代の終わり頃に趣味のゴルフを通じて知り合ったパートナーと事実婚の関係にあるという。「週刊文春」(2023年3月9日号)の「新・家の履歴書」ではこう語っている。
「『なぜ結婚しないのか』と聞かれますが、私は結婚という形にあまり魅力を感じないんですよ。結婚しなくても好きな人と一緒にいることはできます。それに、なんだかんだいって私は根が真面目なので、妻や嫁という立場になると自ら完璧を求めてしまう。無理をしてストレスを溜めこみ、自分もパートナーも縛り付けてしまうのではなく、自由にやりたいことをしながら関係を築き上げていくのが理想です」
くだんの彼も、その母親もこの関係には納得していて、“嫁”ではなく、ひとりの女性として仲良くしているという。それは仕事も同様で「こんな役がいい」などと形にとらわれることなく、自分らしく楽しめる状況のほうが心地よく、人生の幅がぐっと広がるような気がすると語っている。
志村さんとの交流を経て、仕事もプライベートも円熟味を増した女優・いしのようこの活躍はまだまだ続きそうである。