藤島ジュリー景子氏が“公の場”に出た背景…ファンの行動がジャニーズ事務所社長を動かした
「嘘ばかり書くな」「タレントをつぶす気か」といったものだったが、メールのない時代。電話は次々と人が代わり切るに切れない。FAXは延々と抗議の用紙が出てくる。今で言う“推しのアイドル”を信じるファンの必死さは伝わってきたが、「彼女たちは一冊の雑誌を買い、回し読み。なかには電車の中吊りのタイトルを見ての抗議もあった。通常業務に支障を来す。事務所は“ファンが勝手にやっていること。対処できない”と言うだけでした」(元女性誌記者)。
有志の会も勝手にやっていることだが、抗議の矛先はメディアではなくジャニーズ事務所に向けられた。ジャニーズが最も恐れるのがファン離れ。現役タレントにも影響が出れば、「事務所存続危機」にもなりかねない。今回の対応もさまざまな疑問点が指摘されている。ジャニーズ事務所にとって予断の許されない状況は続く──。