テレ朝・玉川徹氏の「寂しくない定年」発言に同世代サラリーマンから“羨望と嘆き”の複雑反応
「もっと寂しいものと思っていた。だってドラマとかで花束貰って会社去っていくの、寂しいじゃないですか。だけど寂しさがない。寂しくない定年を迎えられた私は幸せ者」
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」でコメンテーターを務める同局社員の玉川徹氏(59)が31日、同日付で定年退職を迎えたことを報告。「寂しくない定年」などと発言したことに対し、SNS上では中年サラリーマンとみられる人から、《うらやましい》との声が出ている。
玉川氏は1989年に京大大学院を修了後、テレ朝に入社し、ワイドショー番組でディレクターを務めてきた。「現場取材」を重視し、民間とかけ離れた「激安家賃」で都内一等地に住むことができる公務員宿舎の問題など、他局ではなかなか取り上げないようなネタを独自の視点で切り込み、報じてきた。
昨年9月、安倍晋三元首相の国葬で菅義偉前首相(74)が読んだ弔辞の内容について、事実に基づかない発言をしたとして謹慎処分となったものの、引き続き「元社員」という肩書きのフリーコメンテーターとして同番組に出演を続けることが明かされ、ネット上で《お疲れ様》《良かった。まだまだ玉川節を聞くことができる》といった好意的な受け止めがみられた一方、《いいなあ》《俺もそうなりたい》との声も。定年前のサラリーマンとみられる人たちの嘆きだ。