三浦翔平の繊細“オネエ演技”が秀逸 テレ東「やわ男とカタ子」は日テレ「向井くん」とハシゴ見で
ネット上では《原作の再現率が高くて楽しい》《三浦翔平さんのオネエ演技がクドすぎず自然なところがいい》《なんとなく見たらハマってしまい、次週が楽しみ》など、おおむね好評のようで、テレビコラムニストの亀井徳明氏も「どこかクセになりそうな魅力がある」と、こう続ける。
「とにかく『やわ男』の三浦さんがいい。『M 愛すべき人がいて』(2020年テレビ朝日)や『あのときキスしておけば』(21年テレ朝)などで極端な役柄を演じてきた三浦さんですが、それよりさらに繊細に発声や目線、口角、手指など細かい部分を微調整して、中途半端にやるとコントになってしまいそうなオネエキャラを、ドラマの本筋を邪魔しないように表現できている。だからこそ『カタ子』の松井さんも、その友人『モジョ丸』の筧美和子さんのキャラも、味わい深く入ってくると思うんです」
現在放送中の「こっち向いてよ向井くん」(日本テレビ=水曜夜10時)は赤楚衛二(29)が演じる“こじらせアラサー男子の向井くん”の恋愛感覚を、波瑠(32)が演じる“坂井戸さん”がズバッと切るのだが、「やわカタ」はその男女逆バージョンともいえそうだ。