「ハヤブサ消防団」最終回! “薄味主演”の中村倫也は濃いキャラに囲まれても光る演技力で引く手あまた
考察合戦が盛んとなり、視聴者を多いに楽しませたテレビ朝日系の木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」も14日が最終回。主役の作家・太郎を演じるのは中村倫也(36)で、《終わらないで》と惜しむ声も多い。
「《今期は面白いドラマが多い》と書き込む視聴者から必ず名前を挙がるのが、『ハヤブサ消防団』。とにかくキャストが抜群なんですよね。テレ朝の夏ドラマは『ハヤブサ』に加えて、伊藤沙莉さん主演の『シッコウ!!』もベテラン俳優たちの“オジサン軍団”が活躍しましたが、キャラの濃さと印象に残る演技という点では、圧倒的に『ハヤブサ』に軍配が上がる気がします」(ドラマ制作会社スタッフ)
「ハヤブサ」のオジサン軍団といえば……消防団の生瀬勝久(62)、橋本じゅん(59)、岡部たかし(51)、梶原善(57)と、居酒屋の店主である福田転球(55)で、いずれも百戦錬磨の俳優たち。どのドラマでも濃い演技をすることで知られている。
「オジサン軍団の存在感はもちろん素晴らしいのですが、私は白髪の女性・映子さんを演じた村岡希美さんと、ルミナスソーラーの真鍋を演じた古川雄大さんもハマり役だったと思います。村岡さんに至っては、《まさかパルスイートのCMのお母さん役と同じ人とは!》と驚きしかありませんでした。役者魂ですよねえ。あの軽妙なトーンで話すお母さんと映子さんが同一人物とは思えません」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。