ジャニーズの性被害者“分断”対応に猛批判…カウアン氏らを「事務所イメージ回復に利用」の声

公開日: 更新日:

被害者差別につながる懸念

 当事者の会メンバーも代表の平本氏をはじめ元ジャニーズJr.で、東山新社長の言うところの「仲間」である。それをジャニーズ側が切り捨てた結果、苦しみに喘いでいるようだ。

「たとえば副代表の石丸志門氏。石丸氏は個人情報保護士の資格も持ち、誹謗中傷アカウントの削除を要請したり、被害届を出すために書き込みをチェックしたりしていました。また、記者会見や取材にも率先して応じていましたけど精神的にかなりめいっているように見えます。当事者の会メンバーに対してのバッシングは一部ファンまでが加わり、東山新体制になったジャニーズ擁護のためにやっている向きも少なくない。デビューしても売れなかった逆恨みだろうと揶揄したり、売名だとかカネ目当てのタカリなどと断じるSNS上の書き込みも多い。それらは本当に人権蹂躙で、傷口に塩を塗りたくるような汚い嫌がらせばかりなのです」(当事者の会に近い芸能プロ幹部)

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