ヒットの法則は通用せず?NHK大河、TBS日曜劇場、フジ月9…連ドラ3大枠すべて不発の最大敗因
連ドラ3大看板枠は最後までパッとしなかった。ひとつは、嵐・松本潤(40)主演「どうする家康」のNHK大河。3日放送回の平均視聴率は世帯11.6%、個人7.0%(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)だった。
「初回は15.4%でスタートしましたが、失速。途中1ケタまで落ちたこともあって、ようやく終盤になって《大河らしく面白くなってきた》《マツジュンもうまくなった》と評価も上がってきましたが、前半で離脱した視聴者が戻るほどではなかった。時すでに遅しですね」(テレビ誌ライター)
もうひとつは、鈴木亮平(40)主演「下剋上球児」のTBS日曜劇場。同じく3日放送回は世帯9.9%、個人6.6%で、「全話平均で1ケタは確定でしょう」と、前出のテレビ誌ライターがこう続ける。
「いくら世帯視聴率はさほど重視されないと言っても、人気俳優の鈴木亮平を使った高校球児モノで1ケタじゃあ、看板枠の名折れ。“ニセ教師”だったという無理筋な設定にブーイングが起きた影響が最後まで尾を引いた感じです。西島秀俊と芦田愛菜がタッグを組む次の日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』で、どこまで巻き返せるか」