旧ジャニーズ新会社に暗雲 タレントたちは“新社長”に不安抱き…正式発足が大幅に遅れる裏側
「SMILE-UP.」に社名を変更した旧ジャニーズ事務所が、タレントとのエージェント契約を結ぶ新会社の設立を発表してから2カ月が経過している。当初、11月中に新会社の正式な発足がアナウンスされるはずだったが、年内の始動すら難しいという。
「ソニー出身のコンサル会社『スピーディ』の福田淳氏が就任すると言われてますが、正式に発表されていない。福田氏が過去に旧ジャニーズ事務所の批判的な投稿をしていたことで、ファンが福田氏の社長就任にⅩで反対していますが、福田氏自身が一部タレントから信頼を得られていないと聞いています。内外の風あたりが強いようです」(大手芸能プロダクション幹部)
福田氏は11月9日、旧ジャニーズ事務所の社員集会に出席して「この事務所にはまだまだ可能性がある」と語り、社員の士気を高めたと報じられているが、それ以降、旧ジャニーズ事務所社長に福田氏就任の正式発表はされていない。
福田氏は製作配給大手の東北新社を経て、1998年に設立されたソニー・ピクチャーズテレビジョン・ジャパンに入社。2007年にはソニーの100%子会社「ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス」の社長に就任。2017年にコンサル会社「スピーディ」を設立し、現在に至っている。
「ソニーピクチャーズ時代にハリウッドで活躍していたという話がありますが、当時ハリウッドにいた芸能関係者からは『(福田氏を)知らない』という声があがっています。福田氏といえば、一時、芸能界から干されていた女優ののんを復活させたとして一躍有名になりましたが、のんは30歳になった今も、地上波で復活したとはいえない状況です。『芸能界の近代化』と公言していますが、そもそも大所帯の旧ジャニーズを引っ張っていけるマネジメント力があるかも未知数です」(芸能ライター)