ジャニーズ新勢力図「5派閥」に分裂…性加害問題で解体的出直しの真っ最中、最後に笑うのはどこか

公開日: 更新日:

滝沢氏の「TOBE」は“来る者拒まず”のスタンス

 ドラマやバラエティー番組の出演ギャラなどはそれに比べれば微々たるもの。あくまで「STARTO社」は楽曲やコンサートなどでの収入で、今後も権勢を誇るのではないかと、この記者は言う。

「一方で、補償問題が一段落したら、東山がタレントに復帰するのは間違いない。その時は、『STARTO社』とエージェント契約を結ぶことになるでしょう。『新しい地図』と『のんびりなかい』の合流? ないでしょうね。一度限りの復活とかならあるでしょうけど。それぞれすでに十分な地位を築いていますから合流するメリットはない。

 また俳優業が順調な『独立派』は、特にライブなどもやる必要はないので、今後も方針継続が予想されます。それと確かに、タッキーの『TOBE』は“来る者拒まず”のスタンスなので、『STARTO社』には行かずにそちらに行くタレントは出てくるでしょうね」

 しかし、いずれにせよ、かつてのように“テレビ局が忖度しまくりのジャニーズ事務所の独占状態”とはならず、まさに群雄割拠の戦国時代になっていくだろうと言う。性加害問題に端を発したジャニーズ帝国の「解体的出直し」は来年もさらに進んでいきそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末