松本人志は「活動休止→そのまま引退」も…厳しいスポンサー離れと“潔白証明”のハードル

公開日: 更新日:

 松本はコンビ、個人と合わせて地上波レギュラー番組7本に加えCMにも出演、さらに2025年開催予定の大阪・関西万博のアンバサダーにも名を連ねる超売れっ子。その松本の突然の活動休止だけに業界に激震が走っている。

「実情はもっと深刻なのでは」と大手代理店出身の広告プロデューサーはこう言う。

「人権問題に敏感なスポンサー企業などのステークホルダーが、たとえ週刊誌で報じられた疑惑であっても、それを報じられている時点でアウトと判断したのでしょう。記者会見うんぬんの話も取り沙汰されていますが、会見して謝罪すればいいという時代ではない。突然の活動休止は疑惑の決定打となるような証拠や告発、続報があると知って、逃げ切れないと白旗をあげた可能性もある。名誉毀損で裁判を起こしても最高裁まで争えば少なくとも1年半から2年はかかります。このまま引退という流れも十分にある」

■「完全にシロ」認定は難しい

 昨年はジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏の連続性加害事件で、旧ジャニーズ事務所は解体。英BBCのドキュメンタリー番組での告発が発端だが、そもそもは週刊文春の報道であった。ワイドショーの芸能デスクはこう言っている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メッキ剥がれた石丸旋風…「女こども」発言に批判殺到!選挙中に実像を封印した大手メディアの罪

  2. 2

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  3. 3

    都知事選敗北の蓮舫氏が苦しい胸中を吐露 「水に落ちた犬は打て」とばかり叩くテレビ報道の醜悪

  4. 4

    東国原英夫氏は大絶賛から手のひら返し…石丸伸二氏"バッシング"を安芸高田市長時代からの支持者はどう見る?

  5. 5

    都知事選落選の蓮舫氏を「集団いじめ」…TVメディアの執拗なバッシングはいつまで続く

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  3. 8

    ソフトバンク「格差トレード」断行の真意 高卒ドラ3を放出、29歳育成選手を獲ったワケ

  4. 9

    “卓球の女王”石川佳純をどう育てたのか…父親の公久さん「怒ったことは一度もありません」

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方