松本人志“アテンド疑惑芸人”消滅危機 小沢一敬、渡邊センス…先輩に媚売り生き残り図るリスク

公開日: 更新日:

 先月23日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)出演のFUJIWARAの藤本敏史(53)は、アテンド疑惑芸人ではないが“ゴマすり芸人”の一人だ。

「藤本さんは昨年10月に当て逃げ事故を起こしましたが、明石家さんまさんの温情で地上波に早期復帰を果たしました。これに、視聴者からは《番組の私物化をしている》と批判の声が上がっています。そもそも内輪感のある番組自体に面白みがないという視聴者の声もあり、徒党を組む芸人たちに対し、改めて厳しい目が向きやすくなっている印象です」(バラエティー番組制作関係者)

 何か問題を起こしても、すぐにテレビ復帰を目指そうとすること自体が、楽な道を選んでいるように見えるという視聴者もいるのだろう。

「『ひな壇芸人』という言葉が当たり前のように使われるようになったように、チームワークという名の内輪ノリで笑いを生み出せる図式になってしまったところも、芸人の自立と競争意識をそいでいる気もします。アテンド疑惑芸人に拒否反応が出ているのも同じような理由からだと思います。一方、ユーチューブで松本さんに苦言を呈した動画をアップしたオリエンタルラジオ中田敦彦さんや、今年元旦放送の日テレ系『フットンダ王決定戦2024』で小沢さんのアテンド疑惑をネタにした霜降り明星粗品さんらは、確かに炎上しがちな面もありますが、先輩に噛みついてでも自分の笑いを貫きたいというプライドは感じられます」(同)

 先輩芸人に可愛がってもらって仕事を得る方法は、メリットよりもデメリットの方が大きくなりつつあるのかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末