小金沢昇司さんのお別れの会がしめやかに…山本譲二もうらやんだ“親父”北島三郎との強い絆
このところ、芸能プロからのタレントの独立が続いている芸能界。旧ジャニーズ事務所から独立したタレントは、何年も業界から干されるという不文律が明るみに出て、公取委からの注意や批判もあって、独立の弊害はなくなったとされる。だが、現実にはまだ「看板」がモノを言う業界だ。
「独立後は仕事が減ったばかりか、ギャラが5分の1から10分の1になってしまっていた。それで地方営業やイベント出演で食いつないでいた。随分、買い叩かれていたよ、足元を見られてね。北島ファミリーだったときのギャラ? ヒトケタ違いますよ」(前出の芸能プロ幹部)
■「親父、一枚いいですかと言えたのは昇司だけ」
事務所倒産の際、負債額は関連会社のものと合わせると計6200万円にのぼると東京商工リサーチは報じた。その北島ファミリーでは、小金沢さんは「次男」と呼ばれていた。「長男」の山本譲二は会場に小金沢さんが北島と並んだ写真などが映し出されると、こう言った。
「ツーショットを見るとね、うらやましかった。親父、一枚いいですかと言えたのは昇司だけ。俺なんか、あまり親父とのツーショット写真がないから」
会場には小林幸子(70)、角川博(70)、新沼謙治(68)ら約300人が集まった。そこに、親父の北島が姿を見せることはなかった。