玉川徹氏が国民民主・玉木代表「政権入り」の野望を指摘…完全否定でも飛び交う「大臣ポスト用意」の噂

公開日: 更新日:

 玉木代表が「完全否定」するのは当然。裏金自民が主導する自公政権に「NO」を突きつけ、国民民主に票を投じた有権者にとっては、連立政権入りは「裏切り行為」に等しいからだ。にもかかわらず、玉木代表の動きがなぜ話題となるのかと言えば、“前科”があるからだろう。

■政権の座に居座り続けるためには何でもありの自民党

 玉木代表は、円安進行による物価高、燃料高を受け、レギュラーガソリン価格が全国平均で1リットル160円を3か月連続で超えた場合に約25円のガソリン税上乗せ課税を止める「トリガー条項」の発動(凍結解除)を求めてきた。

 これを見た岸田政権は玉木代表に「凍結解除」をチラつかせ、自公国の3党による実務者協議を進めることを“約束”。国民民主は2022年度当初予算案や23年度補正予算案に対し、野党としては異例となる賛成に回った経緯がある。

 ところがその後、自公は「凍結解除」に難色を示し、国民民主は結局、3党協議からの離脱を決定。「政治生命を懸ける」と言って自公に接近した玉木代表に対し、他の野党からは「狡猾な自民に利用されただけ」「おだてられて舞い上がって予算案に賛成した」「無定見だった」などと冷ややかな声が相次いだのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動