松本人志「裁判終結」の後味の悪さ…“物的証拠なし”強調、“慰謝料なし”告発女性の立場は?
■告発女性は「割り切れない思い」
さらに、《松本において、かつて女性らが参加する会合に出席しておりました。参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます。》というコメントもあやふやな印象を残している。
「“不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、”という箇所は、告発女性に直接向けられたものとは捉えにくい。もしそういう人がいればという仮定の話になっていて、被害を告発した女性たちが置き去りにされている感が拭えない。さらに裁判終結に際して、双方で金銭の授受がないとされています。松本側が慰謝料を支払っていたら性加害を認めることになる。そのため、それはしていない。それに文春側も同意している。では、あの記事の告発は何だったのか。一般の人からしたら、あやふやな点が少なくありません」(芸能ライター)
告発女性のうちの1人は朝日新聞に「割り切れない思いはありますが」としながら、「一定の謝罪がなされたことは重要で、これでそれぞれが前に進めると感じています」とコメントしている。部外者から見ても後味がいいとはいえない結末となった。
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