喜多川氏からの性被害「当事者の会」が解散…旧ジャニーズに今後も求められる誠意と補償
「再調査依頼をスマイル社と弁護士事務所に送っても、何の返答もしないままだったり、告発者が証拠品を提示しても一方的に『確認できない』と突っぱね、理由説明もなく補償外にされている告発者もいます。補償対象外といっても、元ジャニーズJrとして、彼らには同じ釜の飯を食った同志でもあったはず。にもかかわらずのこの仕打ち。東山紀之社長の言った誠意などどこにも感じられないし、対象外者を外した数字を堂々と発表して『94%』補償済みだなんて、なめているという怨嗟や怒りの声が渦巻いていますよ」
■今後は新たなる問題解決へ
こうした状況も踏まえ、当事者の会の声明はこう続いている。
《補償も救済も受けられずにいる『対象外』となっている被害者や申告の方法に迷っている方々については随時に対処しておりますがゆえ、今後は団体や組織としてではなく個人の活動として被害者の支援等にあたります。具体的にはこれまで通り、SMILE-UP.社への提言や代弁、代筆をはじめ、申告される方々へのサポート等を行いながら被害者たちからの相談を広く受けて参ります》