米俳優ジーン・ハックマンさん夫妻の「死因の謎」…コネチカット州主任法医学者が立てた2つの仮説
2月26日にニューメキシコ州サンタフェの自宅で死亡しているのが発見された俳優ジーン・ハックマンさん(享年95=写真右)と、その妻でクラシックピアニストのベッツィ・アラカワさん(享年65=同左)。その死因はまだ解明されていない。
「ハックマンさんは玄関近くで、ベッツィさんは浴室で処方薬が散乱した状態で発見されました。当初、この状況からガス漏れなどによる一酸化炭素中毒が疑われましたが、サンタフェ郡保安官事務所は3月4日に声明を発表し、その可能性を否定しています」(在米ジャーナリスト)
一方、米誌ピープル(3月5日付電子版)は、コネチカット州の主任法医学者ジェームズ・ギル氏による死因に関する2つの仮説を掲載した。
ギル氏はハックマン夫妻の死因を直接調べているわけではないが、2人とも自然死の可能性があると推測している。
ひとつは、心臓病の既往歴がありペースメーカーを装着していたハックマンさんが先に倒れて、死亡したとする説。ハックマンさんが倒れるのは年齢や病気から判断して不思議ではないが、なぜベッツィさんまで亡くなったのか?