軍人たちが言い回った「神風が吹く」は、ウラン爆弾への願望だった
![田中館愛橘(C)国立国会図書館所蔵画像/共同通信イメージズ](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/300/859/f46a6d5e8d12d3877d8cf231876e3d9920220203134253528_262_262.jpg)
軍事指導部は決戦兵器と称して、ウラン爆弾に強い関心を寄せていた。といってもその詳しい内容を知ることはなく、「マッチ箱一箱のウランで、街を吹き飛ばすような新兵器が開発されている」という噂を信じていたのであった。こういう噂は欧米社会ではほとんど聞かれない。なぜ日本では第2次世界大戦…
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