著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

陸軍幹部はウラン爆弾の仕組みを知り「早く決戦兵器を造れ」と命じた

公開日: 更新日:
(左から)仁科芳雄と荒勝文策(C)共同通信社

 アメリカがマンハッタン計画のもとで、本格的にウラン爆弾の製造に乗り出したのは1941年12月だといわれている。膨大な予算と人員、加えてウラン235をウラン鉱石から抽出するのに要する鉱石の全体量など、平時のことなら20年も30年もの時間が必要とされるプロジェクトである。それを短期…

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