著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

孫文は三たびの返り咲きで広東政府の指導者になるも…最大の同志・宮崎滔天は死去

公開日: 更新日:
宮崎龍介と妻の柳原白蓮(1931=昭和6=年6月6日、神戸港)/(日本電報通信社撮影)

 孫文とその信頼の厚かった陳炯明との対立は、軍事上の衝突に行きつき、孫文は珠江に停泊している広東政府の軍艦に逃げ込んだ。反乱軍はイギリスと日本の艦船に挟まれる形の軍艦に砲撃を加えられず、孫文は命を永らえた。この軍艦から反孫文派との戦いの指揮を執っている。山田純三郎もその補佐役に徹… 

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