小泉進次郎「軍師」不在の危うさ…総裁選出馬会見は人数制限で記者“排除”、仕切り悪く評判ガタ落ち
少しは父・純一郎元首相のメディア対応を見習ったらどうだ。若手の頃からスポーツ紙、週刊誌、女性誌、漫画本などの取材を優先させて露出を図り、後の「フィーバー」の土壌を培った。今のようにSNSが発展していなかった時代とはいえ、進次郎の「塩対応」とは雲泥の差だ。
「長年、純一郎氏に仕え、マスコミ対策を担った秘書の飯島勲氏の存在が大きい。『国民の7割以上は新聞の政治面を読んでいない』とのポリシーに基づき、大衆心理に近いからとスポーツ紙、夕刊紙、雑誌の記者らに気を配り、公平に付き合っていたものです」(大手紙ベテラン記者)
進次郎のそばには飯島氏のように有能な「軍師」はいないのか。ささいな不協和音をも知らせる指南役不在なら「裸の王様」になる日は近い。