やっぱり要警戒 W杯初戦の相手ドログバの“老獪”プレー
日本時間27日早朝キックオフの欧州CL決勝トーナメント1回戦。出場4チームの中でトルコの強豪ガラタサライは見逃せない。というのもエースFWドログバ、右SBエブエの2人が「日本代表がW杯初戦で戦うコートジボワール代表の主軸選手」だからである。
ガラタサライの相手はイングランドの名門チェルシー。かつて2度のプレミア得点王に輝いたドログバも3月11日には36歳を迎え、年齢的な衰えは明らか。
チェルシーDFにドリブルを簡単に止められたり、味方からのラストパスをトラップミスしたり、一部で囁かれている「ドログバは終わった」ことを裏付けるようなプレーに終始した。
ところが、単なる老いぼれではなくて「老獪」であることを後半19分に証明した。タイトなマークに遭いながらも左サイドをスリ抜け、最後は相手選手の足にボールを当ててCKをゲット。
これが同点ゴールの呼び水となり、調子がイマイチなりにしっかり仕事をこなすあたり、さすがは“腐っても”ドログバだ。日本代表にとって要警戒選手なのである。