首位広島 もう一つの敵はセ4球団に蔓延する“諦めムード”

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■赤ヘル旋風と言っても1試合5000人の差

 今季の巨人戦は1勝3敗。巨人にいまだ1勝もしていないDeNA同様、確実に白星を計算できる相手が2チームもいれば、優勝争いのアドバンテージを握っているようなものではないか。

「たまらないのは広島でしょうね。敵は巨人だけではないわけですから。4月の快進撃を受け、地元だけでなく、関東の球場にも『カープ女子』を筆頭とした広島ファンが大挙。スタンドを赤く染める現象が起きているとはいえ、ヤクルト主催試合の神宮での今季の観客動員を見てみると、巨人戦の平均1万9745人に対し、広島は1万4852人。5000人もの差がある。広島の注目度が上がり、神宮の観客が増えることは喜ばしいことではあるが、そうはいってもドル箱はやっぱり巨人戦。巨人が強くないことには、客足に響くと球団の営業担当も言ってましたからね。広島は、『結局は巨人』というセ球団のそんな雰囲気とも戦わなくていけないわけです」(放送局関係者)

 巨人にオンブにダッコのヤクルトとDeNAの体たらくが、23年ぶりのリーグ優勝を狙う広島を間接的に苦しめることになる。

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