「トップ下・本田」機能せず…ザック日本に“荒療治”急務の声
「本田はトップ下で何の仕事をこなしたか? 可能性のないシュートを4本放った以外に気の利いたプレーもなく、ゴールを予感させるようなパスもなく、自ら局面を切り開いて攻撃を活性化させた場面もなかった。ザッケローニは一貫して本田中心のチームづくりをしてきた。継続性は大事なことだが、ひたすらトップ下に不適格者を置き、そのポジションで輝きを見せられる香川をサイドに追いやったまま。左SBの長友を左サイドMFとして攻撃力を前面に押し出す。マインツで1トップとして結果を残した岡崎を相手ゴール前でプレーさせる。キレ味があってゴールの予感を漂わせていた大久保を先発起用する。こんな荒療治を施さない限り、日本代表に上がり目はないでしょう」
■柿谷は何も出来ず…
アピールしたのは「髪形」だけ。W杯前の国内最終戦でそんな印象を与えたのがFW柿谷(24)だ。1トップの位置で先発したものの、序盤からなかなかボールを受け取れず、前半は孤立状態。後半5分にようやく香川のスルーパスに反応して、左足でシュートを放つも、目立ったプレーはこれだけ。後半13分に大久保と交代し、ピッチを後にした。