錦織2年連続8強 相手は初対戦208センチのイズナー
69分の圧勝劇だった。テニスのマイアミ・オープン男子単4回戦(日本時間1日未明、米フロリダ州)で第4シードの錦織圭(25、世界ランク5位)はベルギーの第18シードのダビド・ゴフィン(24、同20位)に6-1、6-2でストレート勝ち。2年連続で8強入りを決めた。
4回戦の相手はサーブもストロークもネットプレーもいいというオールラウンドプレーヤー。錦織と似たタイプの選手。ビッグサーバーやサウスポーといったやや苦手とする相手ではない。となれば力の差は明らか。
第1セットは1-1から錦織が5ゲーム連取して6-1。第2セットは1、2ゲームこそゴフィンに取られたが、第3ゲームをブレークバックすると、6ゲーム連取。第7ゲームでは0-30から錦織が連続してリターンエース。動揺したゴフィンがダブルフォールト。相手に向かった流れを引き戻し、ブレークした。8ゲームはジュースにもつれたが、3本のサービスエースに最後はバックのウイナーで勝負を決めた。
準々決勝を決めたことで世界ランク4位が確実となり、優勝すれば3位の可能性もある。現地2日(日本時間3日)の準々決勝の相手は、第22シードで世界ランキング24位のジョン・イズナー(29=米国)に決まった。2人は初対戦となる。