広島マエケンに援護なし 「投手陣に焦り出る」と元コーチ懸念

公開日: 更新日:

 また“見殺し”だった。22日の巨人戦に広島前田健太(27)が先発。7回1失点に抑えながらも打線の援護なく、0-1で敗れて負け投手となった。

 マエケンは「先発投手は負けがついたら先発投手の責任」と言ったが、これで今季は1勝2敗。防御率1.50の好成績も勝ちに見放されている。先発した5試合の援護点は「2点、2点、1点、0点、0点」。平均1点だから、完封する以外に白星がつかない計算になる。昨年まで広島の一軍投手コーチを務めた評論家の山内泰幸氏が言う。

「強いて言うと、開幕戦は先制点を献上、2戦目は得点直後に失点するなど点の取られ方が良くない。状態が良い時はゆったりしたフォームからコントロールで勝負できていたが、昨季からストレートの球速アップを意識していて、球速が上がった半面、上半身に力が入っている印象で、勝負どころで右打者の外角、左打者の内角への球がシュート回転し、甘くなったところを打たれている。ただ、それにしても今季はチームが貧打に喘いでいることもあり、援護が少ない。投手の立場とすれば、1点も取られたくないと考えながら投げるのは精神的につらく、ストレスがたまる。気持ちに焦りも出てくる。マエケンとしては我慢のしどころだと思います」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末