イラクに辛勝で解任免れる…ハリル監督“突如変心”の裏側

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■日本代表監督はオイシイ仕事

 合宿中にDF吉田麻也(28=サウサンプトン)が「選手のやり方を信じて任せてくれるようになった」と話していたものだが、この変心ぶりにはもちろんウラがある。

 ハリルホジッチ監督の年俸は2億7000万円といわれる。14年ブラジルW杯を制したドイツ代表レーヴ監督の3億5000万円、同W杯に出場したイタリア代表のプランデッリ監督の4億円、スペイン代表のデルボスケ前監督の3億円よりは安いとはいえ、彼らがW杯優勝候補国を率いるプレッシャーに耐えながら仕事をしていることを思えば、ノホホンと暮らしていける日本代表監督は、実に楽な仕事ということに遅まきながら気付いた。

「住まいは都心繁華街近くの外国人向けマンション。月額100万円以上の部屋に住み、掃除も洗濯も24時間常駐のコンシェルジュ任せ。マンション内にアスレチックとジャグジーがあって午前中の早い時間、ひと汗流してから日本サッカー協会に出勤する。税制上の関係で年に一度、1カ月以上の休暇を取って現住所のあるフランスに帰れるうえ、それ以外に年に3往復分、ビジネスクラスの航空券を与えられている。国際試合の勝利ボーナスは100万円、W杯出場決定ボーナスは5000万円といわれています」(マスコミ関係者)

 日本代表監督はオイシイ仕事。ハリルホジッチ監督は、何があってもしがみ付くつもりだ。

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