ハリル消沈…代表合宿はさながら“手倉森新党”旗揚げ前夜
東京都知事に就任して以来、何かと話題を振りまいている小池百合子氏。今月30日には、自身が主催する政経塾「希望の塾」を都内で開講。この政経塾をベースに「小池新党」を立ち上げ、政局に風穴をあけようとしている――というのは政治の話だが、実は日本代表にも「新党ブームが飛び火した格好です」とは某ベテラン記者である。
「リオ五輪に出場した手倉森誠前五輪代表監督(48)が9月8日、日本代表のコーチに正式就任したが、この人事に対してハリルホジッチ代表監督(64)は『W杯予選中に成績不振を理由にオレのクビを切ろうとしているのか? テグラモリが後釜なんだな!』と激怒したといわれている。実際のところ、日本サッカー協会はハリルの能力に見切りをつけ、6日のW杯アジア最終予選イラク戦(埼玉スタジアム)と11日のオーストラリア戦(メルボルン)を1試合でも落としたらハリルを解任し、手倉森コーチを代表監督に昇格させる“政権交代”に踏み切るというシナリオを描いている。まずは11月11日の親善試合オマーン戦(カシマサッカースタジアム)で初采配を振らせ、4日後の15日に埼スタで行われるサウジアラビア戦の陣頭指揮を執らせる。この流れを代表選手たちも熟知しており、2日にさいたま市内で始まった代表合宿では、手倉森コーチと会話を交わす選手が日ごとに増えていき、さながら“手倉森新党の旗揚げ!”といったあんばいなのです」