東京五輪で採用 スケボー競技に“スノボ選手殺到”の可能性
東京五輪から実施される新種目には、多数の冬季競技の選手が出場しそうだ。
スノーボード男子ハーフパイプ2大会連続(バンクーバー、トリノ)金メダルのショーン・ホワイト(30=米国)が、20年にはローラースポーツのスケートボードでの出場を検討しているという。8日(日本時間9日)に複数の米メディアが伝えている。
東京五輪で採用されるスケートボードは、階段や手すりのような障害物を乗り越えながら技を繰り出す「ストリート」、四角のエリア内に障害物を設置して技を競う「パーク」の2種目。どちらも技の高さや回転、独自性、難度などを争う採点競技で、使用する器具が異なるとはいえ、足の動きなどは共通しており、実際に2種目をこなす選手は少なくない。
日本ローラースポーツ連盟によれば「競技中の動作は似ているため、スノーボードの選手が夏場にスケートボードをトレーニングの一環として取り入れたり、その逆のケースもあります。スノーボードの選手がスケートボードで五輪を狙うのは不可能なことではありません」という。