沙羅脅かす伊藤有希 強みは“葛西夫妻”からの強力サポート

公開日: 更新日:

 今季初めて表彰台を逃した。

 15日、ジャンプ女子W杯札幌大会の最終日(個人第8戦)で4位に終わった高梨沙羅(20)。W杯で表彰台に届かなかったのは11試合ぶりで、札幌大会の2戦で未勝利に終わったのは実に4年ぶり。通算50勝を目前にして足踏みしている。

 失速する高梨を横目に、上昇気流に乗ってきたのが、この日、日本勢最高の2位に入った伊藤有希(22)。「技術でも必須なものが分かりつつある。今が伸びるチャンス」と自信をのぞかせた一方で「飛び出しのタイミングの遅れが大きかった」と反省も口にした。

 前日の第7戦でW杯初制覇。所属先「土屋ホーム」の先輩でチームの監督を務める葛西紀明(44)は「ずっと沙羅ちゃんがずばぬけてすごかったけど、ここ数年をかけて少しずつ追い付いてきた」と大喜びだった。

 というのも、葛西と伊藤は家族ぐるみの付き合いで、伊藤は頻繁に葛西の自宅に招かれ、夫人の作るバランスの取れた手料理に舌鼓。最終日の前にも葛西から無料通信アプリ「LINE」で「今日も勝てよ」とハッパをかけられていたという関係だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が