好成績復帰で再脚光 ウッズが不況続くゴルフ界の命運握る

公開日: 更新日:

 タイガー・イズ・バック。

 米ゴルフ界では今、タイガー・ウッズが今度こそ完全復活か、と話題になっている。

 ウッズがホストを務める「ヒーロー・ワールドチャレンジ」(11月30日~12月3日)で約9カ月ぶりに競技復帰。世界のトップランカー18人だけの試合で、通算8アンダー・9位タイフィニッシュの好成績だったからだ。試合では300ヤードを軽々超える全盛期並みのビッグドライブを見せ、本人も「痛みは全くなくプレーできた」と満足の様子だった。

 米メディアは、「これで試合勘を取り戻せば、来年は1、2勝は軽くできる」「チップショットのイップスはまだ治っていないし、まだまだ復活といえるか分からない」と賛否両論だ。

 これまでも長期離脱を何度も繰り返しているだけに、完全復活といわれても額面通りには受け取れないというファンが多いのも事実だ。

 実際、グレッグ・ノーマンは、「ウッズがホスト役のツアー外競技で、わずか18人だけのフィールドだ。やさしいコンディションの試合にしっかり準備して出場するのと、難しいコースセッティングの米ツアーの公式競技に出場し続けるのとはわけが違う」とウッズの復活に冷ややかな目を向けている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ