「大リーグのイチローさんが、準備とは『言い訳になりうる全ての要素を排除すること』と話していましたが、監督業というのは、まさにそういった作業の積み重ね。ある程度の時間が必要となる分、このタイミングで代表を背負った西野さんは、勇気のある方だなと思います。Jリーグ通算270勝というのは、僕たちから見たらスーパーな数字です。ガンバ大阪が08年クラブW杯で3位になった時も素晴らしいサッカーでしたし、日本代表をどうまとめ、どんな戦い方をされるのか、ひとりの指導者として非常に興味があります」
先輩・西野監督の采配を注視しつつ、森岡は鳥取のJ2昇格に全精力を傾けていく。
(つづく)