イ・ボミが7度目予選落ち “恩師切り捨て”が転落の始まりに
【ニトリレディス】
2年連続賞金女王に輝いたイ・ボミ(30)が成績不振にあえいでいる。
3年前は初日から首位の座を一度も譲らずに完全優勝を果たしたが、今年は予選通過に2打及ばず7度目の予選落ちだった。
今季の平均ストロークは73.00と、ベスト成績の70.09(2016年)と比べてかなり悪い。もちろん賞金ランクは89位と低空飛行が続いている。
「長年、指導を受けたチョ・ボムスコーチと昨年決別したのも不振原因のひとつ」と韓国ゴルフ事情に詳しいジャーナリストの太刀川正樹がこう解説する。
「イ・ボミは日本で賞金女王になると、オフは韓国でファンサービスやスポンサーへの挨拶回りで大忙しだった。だから周囲は練習不足を心配していたのです。昨季は1勝だけと勢いがなくなり、もっと練習しろ、とうるさかったボムスコーチとの関係もギクシャクした。ボミは在米韓国人のイケメン、アーロン・キムコーチにスポットで指導を受けるようになって恩師ボムスコーチとの契約を解消した。ボミは自分の実力だけで強くなったと勘違いしていたようです」