林家正蔵さん<3>たけし師匠が「おまえんちで一杯やろう」

公開日: 更新日:

 それからはゴルフの帰りじゃなくても「今、下町にいるからさ」と言っては、寄ってくれました。

 その時も「俺がちゃんと選んでくるから」とワインセラーに行って、一番高いのではなく、必ず2番目のを持ってきて、おいしそうに飲んでくれました。

 ワインって、自分でちびちび飲むんじゃなく、みんなで楽しむ種類のお酒。「ロマネ・コンティ」もたけしさんに飲んでもらえて喜んでいたと思います。

 それからしばらくして、ベストスコアが出ました。

 場所は埼玉の大宮カントリークラブ。途中アンダーパーになって、それからダボも打ったりして、最終ホールまで来た時、通算イーブンパーのスコアだったんです。

 パーオンはできなかったけどアプローチがうまくいき、1メートルちょっとのところにつけました。これを入れれば、ベストスコアの72。最後のパーパットは上りのスライス。入れごろ外しごろの距離です。

 36歳にしてすでに前半で36のハーフベストはクリアしていたのですが、もう緊張して、打った後もずっと頭を残してました。するとカップに入る音が「カッコーン!」と聞こえた。うれしかったですね。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方