エ軍大谷が大ブレーキ 2打席連続三振で二刀流復活遠のく

公開日: 更新日:

 強力打線と前評判の高いエンゼルス主砲の調子が上がってこない。

 今季の開幕から打者先行で復帰する大谷翔平(25)が1日(日本時間2日)のホワイトソックス戦に「4番・DH」で出場し、2打数無安打だった。

 大谷は、相手の先発左腕デトワイラーにタイミングが合わなかった。ナショナルズから移籍の3番レンドンが先制3ランを放った直後に巡ってきた初回の第1打席はカウント2―2から直球に空振り三振。三回無死一塁の第2打席は外角低めの変化球に手が出ず見逃し三振を喫した。

 昨季、2打数2安打1本塁打と相性の良かった左腕に抑え込まれた大谷はオープン戦4試合(計10打席)で8打数1安打の打率・125、1打点、6三振。昨季のMVPで2番トラウト、3番レンドンが順調な仕上がりを見せる中、投打の二刀流として完全復活を期待される大谷は一人、蚊帳の外である。

 投手のリハビリを並行して行っているだけに、難しい調整を強いられている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド