ソフトB・工藤監督が言及 千賀復帰で恩恵受ける意外な選手

公開日: 更新日:

 さる球界関係者がこう言った。

「来年の東京五輪までに、もし千賀の故障が治らなければ、各国のマークはエース菅野1人に集中することになる。野球は投手ですから、どうしたってエースの責任は増してくる。自国開催の大会で絶対金メダルという重圧を1人で背負うのは想像を絶すること。前回のWBCでダブルエースとして戦った菅野は、千賀の潜在能力を高く買っている。国内組では数少ないライバルともいえる。“相棒”が万全な状態で五輪に臨めれば、菅野の重荷もだいぶ楽になります」

 投手陣が整備され、日本一3連覇中のソフトバンクがシーズンをぶっちぎる可能性はあるものの、球界全体にとっても、侍ジャパンにとっても、2人の復帰は朗報だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド