松元克央が競泳日本選手権自由形5連覇 五輪予選落ちのショックはゴルフで払拭

公開日: 更新日:

 29日に行われた競泳の日本選手権・男子200メートル自由形で5連覇を果たしたのが、松元克央(25)だ。

 昨夏の東京五輪では同種目日本人初のメダル獲得を期待されながらも、まさかの予選落ち。「ちょっと信じられないです……。信じられない」とガックリとうなだれていたその松元が、再び輝きを取り戻している。すでに3月上旬の国際大会代表選考を突破し、世界選手権とアジア選手権の代表に内定。今季は主将として日本代表団を引っ張っていく。

 あの夏から半年余り。

「9月頃に会った時は、どこかぎこちない様子で、苦しんでいるのが伝わってきました」と続けるのは、明大競泳部で苦楽をともにした仲家槙吾氏。

「周囲の期待に応えられなかったのが何よりも辛かったようで……。五輪後は通常の倍近く、1カ月ほどのオフを取っていた。その間に本格的にゴルフを始めたんです。僕とも4、5回コースに行きました。自然の中を歩き回って行うスポーツなので、良いリフレッシュになったようです。回を重ねる毎に少しずつ表情も明るくなっていった。スコア? 最後に行った時は110前後でした(笑い)」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が